井手健介

井手健介と母船、墓場戯太郎オーケストラ、ホセ&トンチャイetc...

ラストバウス

今日は、ラストバウス/ラストライヴの1日目だった。

映画館としては昨日で終わったバウスで、どういう気持ちでやればいいのか正直ふわふわしてたが、ライヴが始まればやっぱり楽しかった。
僕が作ったTシャツを売っているのだが、細野晴臣さんがこれいいねといって2枚買っていただき、感激でした。
 
その前日、5月31日土曜日のバウスのことは、よく覚えていない。それ以前の1ヶ月くらいのことも、よく覚えていない。あっけなく終わってしまった。
最後の上映のラストワルツの直前チェックの時に、ふと、年老いた巨大な木がついに倒れるような気配が劇場内に満ちてきて、ぐっと最後であることの実感がわいてきた。
 
樋口さんの挨拶をステージ横で聴きながら、泣きそうになったが、その後の社長の挨拶が相変わらずで、長かったことで、泣かずに済んだ。
しかし、美しい終わりの物語、ノスタルジーの物語に仕立て上げてとするマスコミにboidは中指を突き立てます、と言った樋口さんには、本当に感動した。本当にかっこ良かった。
いつもニコニコしながら狂気じみたことを言う樋口さんが好きだった。
それと同時に、円盤田口さんや、大谷由美子さんのことも浮かんだ。